8月30日に浅間山の噴火警戒レベルが2から1に引き下げられました。
レベル2では火口から半径2km内が立入禁止となるため、浅間山に登る=黒斑山(2404m:浅間山の外輪山)に登るとなっていました。レベルに1になると、半径500m内が立入禁止となるので、一気に浅間山本体に近づくことができ、前掛山(2524m)に登ることができます。
そこで、さっそく9月の三連休の中日(9/16)に登って来ました。
朝3:30に自宅を出発。上信越道を通り、浅間山荘の駐車場に向かいました。
6:10、浅間山荘の登山者無料駐車場に到着。
尚、無料駐車場の入り口はわかりにくいです。山荘前の駐車場に向かわず、手前の右側の下り坂を下ります。
(この写真は帰りに撮影)
6:30 準備を整え出発。ちなみに、今回は妻と長女も同行。
山荘脇の鳥居が登山口。トイレは鳥居の横にあります。
鳥居の所が六合目?
しばらくは樹林帯の中を進みます。雲の中のためか、ちょっと薄暗いです。
7:04 一ノ鳥居を通過。
7:24 二ノ鳥居到着。標識はありますが、鳥居はありませんでした。
ここから、3カ所ほどに薪を積み重ねた所がありますが、火山館への薪です。以前から聞いていたので、束ねるための新聞紙と紐を持参済み。3本ほど束ねてザックに括りつけました。湿っていたので思っていたより重いです。
ほどなく進むと少し視界が開けてきました。それに合わせて日が差してきました。
牙山(ぎっぱやま)です。
黒斑山の方です。
カモシカ発見。
火山館手前の道。道はどうってことありませんが、いわゆる卵が腐ったような匂いの火山性ガスが立ち込めています。
8:20 火山館に到着。持ってきた薪を置きます。
トイレ&休憩などをして、8:45に出発。
8:52 湯ノ平口通過
9:09前掛山登山口(分岐)を通過。
紅葉ままだまだ先のようですが、ナナカマドの実は真っ赤です。
樹林帯を抜けると、浅間山の全景が見えてきました。
反対側は黒斑山、蛇骨岳。浅間山の外輪山です。
草木が少なくなってきました。
所々に山小屋があれば、まるで富士山です。
振り返ると、Jバンドと下の賽ノ河原が良く見えます。
黒斑山は雲の中かな?
正面に浅間山。ちょうどここから500m圏内に入るため、この先は立入禁止。右に折れて前掛山に向かいます。
前掛山へ続く道。青空と白い雲、久しぶりの晴れです。
途中にカマボコ形のシェルターも見えます。
シェルターを過ぎました。だんだん前掛山が近づいてきました。
10:35 前掛山山頂到着。
正面に浅間山。
あまりにも近すぎるので、なんだか良く分からない、つまらない写真にです。
よくよく見ると、山頂まで伸びる道の様なものがあります。昔の道かな?
山頂には結構、多くの人が休まれていて、ちょっとした混雑状態。
シェルター付近まで下がって休むことにしました。
10:50 シェルター前に到着。
平坦なところで休憩です。
登頂を記念して、コーラで乾杯。
独りだと行動食だけで済ませてしまうところですが、今日は家族も一緒なので、お湯を沸かして、スープとおにぎりで昼食。
11:30 下山開始。
途中から曇ってしまって、浅間山は雲の中。
12:19 前掛山登山口(分岐)を通過。
12:30 火山館に戻ってきました。ここでまた休憩。バッジと手ぬぐいを購入。12:50 再び下山開始。
13:18 二ノ鳥居に到着。帰りは不動の滝を経由するコースを下ります。
不動の滝。真夏なら滝行でもできそうな滝です。
13:56 浅間山荘駐車場に到着。
帰りの関越道で渋滞に嵌まりましたが、17時過ぎには無事家に着きました。
警戒レベルが下げられたとは言っても、まだ活火山であることには変わりなく、また、ここ最近天気も良くなかったなか、晴れの中を歩けたことはほんとラッキーでした。
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