この猛暑に中、少しでも涼しい所は。。。。水がある所。
という訳で、千曲川(信濃川)の源流をたどって日本百名山の一つ、甲武信岳に行くことにしました。
朝3時に自宅を出発、関越、上信越道を経由して毛木平駐車場に6時15分に到着。

さすがに平日のためか、停まっている車は数台。
それにしても、とっても涼しいです。半袖だと寒いくらい。
登山計画書をポストに入れ、トイレに行って、準備を整え、6時半に登山開始。

しばらくは林道を進みます。

と、2分ほど進んで忘れ物に気づいた。測位のため、GPSウォッチを車の屋根に乗っけていたのです。
慌てて引き返し回収。5分ほどのロスでした(汗)。
程なくして、十文字峠との分岐に到着。

今日のルートは、甲武信岳から十文字峠を回って来るつもりなので、帰りは十文字峠側から合流することになります。
北八ヶ岳を彷彿させる、辺り一面の苔。

沢沿いの道。緩やかなので歩きやすいです。

日差しはきついですが、まだまだ涼しいです。

段々の滝。

苔。

8時5分。ナメ滝に到着。

ナメ滝。天然のウォータースライダーですね。

さらに沢を遡ります。

あと、900m。

沢から立ち上った細かい水滴に光が当たって、光の筋が見えます。チンダル現象ですね。

あと、350m。細かく区切りますね。

9時3分。水源に着きました。

水飲み場。木の下から水が湧き出ています。

ここから、甲武信岳への登山道は、急登になります。

分岐に到着。稜線に出ました。

稜線に出ると視界が開け、南側には富士山が見えました。
富士山が見えると、ちょっとテンションが上がりますよね。

9時45分、甲武信岳山頂に到着。標高は2475m。思ったより山頂は狭いです。

南西の方向には、国師ヶ岳や金峰山が見えます。よく見ると、金峰山の五丈石も見えました。

北側には、こんもりとした三宝山。気になるのは岩峰。何だろう?
家に帰ってから調べたところ、三宝石という岩峰で登れるらしい。でも、そんな分岐、無かったような、見落としたかな?

山頂から少し下ったところにある甲武信岳小屋。10時2分に到着。

今回は、クーリッシュを持ってきました。凍らせたパウチ飲料と一緒に保冷バックに入れてきたのですが、完全に溶けていました。
でも、まあ、冷たいミルクシェーキです。

一休みしてから、小屋でバッジを購入(¥500)。10時20分に十文字峠に向けて出発。
小屋の裏側にある巻道を通り、先ずは、三宝山へ。

埼玉県の最高峰だそうです(2483.5m)。甲武信岳よりも高いんだ。
残念なのは、木々に覆われ展望がまったくない点。
三宝石のことを知っていれば、寄ったのですが、この時は、分岐も分からず、そのままスルー。
三宝山を過ぎると、一旦、下り基調。

キノコ発見。なかなか綺麗なキノコです。名前は分かりませんが。

尻岩に到着。

なるほど、割れているから「尻」ってことですね。
ここからは、武信白岩山、大山にむけて登り基調になります。
武信白岩山の山頂は登山禁止になっているのですが、今一つ、それがどこだかわからず、いつの間にか巻いていたようです。
大山の山頂は狭いながらも展望が良かったのですが、この頃から雲が広がり始め、雷が来そうな感じです。
大山から一気に下って、12時55分に十文字小屋に到着。
小休憩していると、雨がポツリ。遠くから雷が聞こえ始めたので、早々に下りることにしました。

八丁坂ノ頭までは、緩やかな下り。おまけにカラマツの落ち葉で覆われフカフカ。
しかし、八丁坂の頭からは急激な下り。膝が痛くなりそうです。
倒木もあり、跨ぐのが大変と思いながら近づくと、ちゃんとステップが切ってありました。ありがたい。

今日、2個目の綺麗なキノコ。

そう言えば、甲武信岳へのルートでは、登る人、下る人に何人か会ったのですが、甲武信岳小屋から十文字峠を経由した帰り道では、
結局、だれとも会いませんでした。あまり人気の無いルート? 確かに、展望もあまり無いので、ちょっともの足りないルートかもしれません。
雨は降って来なく、時折、日が差したりしたのですが、相変わらず雷は後ろでゴロゴロ鳴っているので、とにかく急いで下りました。

2時15分、駐車場に戻ってきました。ちょうどそのころから雨が降り出したので、速めに下って正解でした。
帰路は中央道から帰ることにしたのですが、甲府あたりが凄い土砂降り、おまけにひどい渋滞で、4時間かかってしまいました。
甲武信岳は、自宅からのアプローチがちょっと遠い(車で約3時間)のですが、千曲川源流の道は涼しくかつ歩きやすく、甲武信岳直下の道はガレ場があったりで変化に富んだコースで楽しめました。十文字峠を経由する道は。。。シャクナゲが咲くころが良いのかな?
アプローチが大変ですが、ここまで来ると、次は、金峰山や瑞牆山にも行ってみたくなります。
この記事へのコメント
hey-hey-yos
甲武信岳はまだ未踏です。
登ってみたいです。
YSMK
甲武信岳へは西沢渓谷からのルートなど、いろいろあるので是非登ってみてください。